3対3+1フリーマン|ディフェンスの陣形を観察して隙を見つける
「守っていないところを攻める」をコンセプトにUAEでのU-17ワールドカップを戦い、世界を魅了した吉武ジャパン。
しかし、相手が守っていないとこってどこでしょうか?
おそらく、マイボールを保持しながら「相手の陣形を見て、隙を見つける」という意味で使われているのではないでしょうか。
3対3プラス1フリーマンのミニゲームで、相手をよく見てどう攻撃するかを練習します。
3対3プラス1フリーマン
- グリッドの大きさは、適宜調整
- コーンやミニゴールでゴールを設置
- ゴールがなければ「ラインゴール」でも可
フリーマンのポジションが重要。動きすぎない
- フリーマンはボールを持っていない方(ディフェンス側)の3人の真ん中にポジションを取る
- 攻撃側の3人は三角形のポジションを取り、ディフェンスの3人を三角形の中に入れる
- 攻撃側は数的優位を使ってボールを保持し、相手の陣形の観察
相手陣形によって攻撃方法を変える
【ディフェンスが中央を固めている場合】
相手が守っていないところ=サイド
- ディフェスが中央に固まっている場合、サイドに開いた選手を使う
【ディフェンスが分散している場合】
相手が守っていないところ=中央
-
ディフェンスがサイドに開いて分散している場合、ボールを動かしながら、(広くなった)ディフェンスの間のスペースを使う
【ディフェンスラインが低い場合】
相手が守っていないところ=ボール付近
- 「運ぶドリブル」を使って、前進する
- ボール保持者以外の選手が、ドリブルのためのスペースをつくり、そこを使う
- 相手を引きつけたら、フリーになった選手を使う
- 運ぶドリブルと抜くドリブルの違いに注意
【ディフェンスラインが高い場合】
相手が守っていないところ=裏のスペース
- 1本のパス、あるいはコンビネーションパスでディフェンスラインの裏を取る