フォームローラー

フォームローラーがアスリートに指示される理由 近年、多くのスポーツ選手が競技前後に、フォームローラーを使用してウオーミングアップやクールダウンをしている姿をよくテレビなどでも見かけるようになりました。

モデルさんの体型改善にフォームローラー 最近、どこのジムに行っても目にする筒状のローラー。フォームローラーと呼ばれる物で、パフォーマンス向上力を高めてくれると言われています。 私の場合、体のバランス修正のために使用するようになりました。まさか、こんなシンプルな動作で、ここまで体が変わるとは思ってもいませんでした。私の感じているフォームローラーの効果をご紹介したいと思います。   トレーナーのアドバイス 著者はポーランドでモデルとしても仕事をしています。なので、体作りや体のケアは毎日の基本です。エクサイズはずっと自己流で続けていたのですが、最近、左足の膝と股関節だけに不快なボキッという音が聞こえるように。 関節がギシギシというか、ギーギーというか・・・流石にこのままではマズイと思い、パーソナルトレーニングに駆け込みました。     ちなみに、ポーランドでは、パーソナルトレーナーを付けて、1 回のトレーニングで、6,000 円～7.000円くらいです。それも、食事指導や定期的なスカイプで見てもらうアフターケアも込みのお値段！ 月収が日本の半分以下なので（10万円位）、日本の感覚で考えるとパーソナルトレーニングをつけてもあまり高くない感じですよね。ジムの中やマシーンの充実度は日本とほとんど変わりません。 トレーナーと相談した結果、「前後・左右の筋肉バランスが悪いこと」・「筋肉の状態が悪いまま運動していること」が分かりました。 筋肉の状態が悪いまま運動していたからこそ、体に変な圧力をかけて、運動する程に体のバランスの乱れ、膝・また関節の痛みに繋がっていたんです。 「フォームローラで筋膜をほぐそう」とアドバイスされました。   「筋膜」をほぐすってどういうコト？ トレーナーによると、「筋膜を真っ直ぐな状態にすること」です。筋膜とは、筋肉の周りを覆っている膜です。 私のように普段座っている時間が長い人の筋膜は、例えれば、たるんだ紐の様になっています。部分的に真っ直ぐな所があったり、折り重なったところがあったりという感じです。 こうした筋膜に柔軟性がないまま激しい運動をするとどうなるかと言うと…筋膜は体の筋肉全体を覆っているので、筋膜にジャマされて筋肉が思うように動きません。それを無理して動かそうとするので、変に筋肉が引っ張られて膝・股などの関節を痛める原因にもなるんです。 関節の不快音は、この状態が原因でした。フォームローラーを正しく準備運動に取り入れることで、筋膜の状態を整えて、より安全に運動を行い、さらに筋肉パフォーマンスを高めることが出来るようになるそうです。   フォームローラーの効果は？ 私の場合太もも前側、お尻周りに使用しています。始めはとてつもなく痛かったです。それが使用するほどに痛くなくなっていくんですね。効果を感じている3つのポイントをご紹介します。   1：ダイエット効果が倍になりそう！パフォーマンス性の向上 トレーナーによるメニューは、私の普段の運動に比べれば楽勝！と思えるものでした。 それが驚き、いつもの倍以上に体が熱くなり、あっという間に汗が流れだしました。準備運動でフォームローラーをしっかり使い、筋肉を理想の形で使えるようになったために、体の活力も上がったのだと思います。     2：トレーニング1日目にして関節音が軽減した！ 筋膜がほぐされることで、筋肉が変に引っ張られるなどの負担がかからなくなります。また、筋肉は全身に繋がっています。お腹回りの筋肉がだれると、背中の筋肉もそれに合わせて猫背になっていくのが良い例です。 私の場合、左側がかなり凝っている状態でした。その結果、左右で筋肉の使い方に違いが出てしまい、左側だけに変な力が加わっていたようです。   そこで、トレーナーのアドバイスに沿って左側のふともも・お尻周りを特に重点的にケアしたところ、トレーニング1日目にして、トレーニングの最初にはボキボキしていた関節音が、トレーニングが終わることには随分良くなりました。 今も毎日、改善に向けて取り入れています！   3：くびれや、太ももの太さが左右対称になってきた！ くびれや、太ももの太さが左右対称になってきました。関節音の改善だけでなく、ボディバランスが整ってきているのを運動する度に感じています。鏡を見る度に嬉しくなります！     まとめ 一見、ただの筒のように見えるフォームローラーですが、いつもの運動にたった10～15分取り入れるだけで、筋肉の使い方がずっと違ってきます。就寝前にストレッチとして取り入れるのも効果的なのだそうです。 私のようにバランスの悪いまま運動を続けていれば、体に不要な負担をかけ続け、5、10年後にきっと辛い未来が待っていることでしょう。フォームローラーに出会えて、とてもよかったです。 体のアンバランスを整えたい方、生涯スポーツと共に生きたい方、ダイエッターの貴方！フォームローラーを味方に付けて、楽しく安全なエクササイズ・筋トレを目指してみて下さいね。   ご注文はこちらから 背中・肩甲骨あたりのストレッチがメインのフォームローラー   筋膜リリースはフォームローラー《リリース》で

今回は、最近ちまたで噂の筋膜や筋膜リリースについて、色々と調べて深くお伝えしていきたいと思います。 よくテレビや、ウェブの中では見たり聞いたりする日が多いのではないでしょうか？では、何が本当で、どうしたら良いのと混乱される方も多いと思います。 そこで、今回はその謎が解けるよう解説します。 1,身体が硬くなるのは？痛みが出るのは何故？ よく、身体が硬くなったや腰痛や、膝痛があると伺います。全てに当てはまる訳ではありませんが、それは筋肉が縮こまっていると

内転筋群は股関節を動かす筋肉の総称です。 固くなりやすい筋肉とも言われますので、フォームローラーを使ってしっかりストレッチしましょう。

下腿三頭筋（かたいさんとうきん）は下腿の筋肉の総称、いわゆる「ふくらはぎ」です。 ふくらはぎ全体でフォームローラーを転がすような感じになります。 下腿三頭筋の柔軟性低下 下腿部の筋肉（腓腹筋、ヒラメ筋）はアキレス腱と連結しているため、下腿三頭筋の柔軟性の低下はアキレス腱の緊張を増し、アキレス腱やアキレス腱付着部に障害（アキレス腱炎）を生じる原因となります。 また、ランニングの着地時には、荷重に伴って足関節が底屈しながら下腿三頭筋が伸張され着地衝撃を緩和してい

大腿四頭筋（だいたいしとうきん）とは、膝関節を伸展する４つの筋肉群（大腿直筋・中間広筋・外側広筋・内側広筋）の総称、いわゆる「太もも」です。 太もも全体にフォームローラーを転がし、張っている箇所があれば20～30秒圧迫してください。 ひざに近い所は筋肉の厚みが少ないため、痛みを感じますが膝蓋靭帯炎（しつがいじんたいえん）、オスグッドなど、スポーツ選手を悩ます障害予防に効果があります。 大腿四頭筋の豆知識 大腿四頭筋は体重を支える主働筋であり、