スラックラインの正しい設置方法と注意点
スラックラインを楽しむためには正しい使い方が必要
スラックラインを設置するためには、いくつか手順とコツがあります。 また、楽しくスラックラインを設置して遊ぶために、気を付けるべき注意点もあります。
ここでは、スラックラインの正しい設置方法と4つの注意点をご紹介いたします。
スラックラインの設置に必要なもの
- メインライン・・・上に乗って歩く紐のこと
- ラチェット・・・ロープを強く引っ張ったり、緩めるための金具
- ツリーカバー(養生用シート)・・・木やラインを傷つけないためのシート
- イドライン・・・初心者の方がラインの上を歩くための手すり
- マット・・・スポーツ用マットや、不要になった寝具やクッション等あると初心者でも安心です
- 動きやすい服装・・・収縮素材のウェアと、動きやすい靴を用意します
弊社のスラックラインは、「メインライン」「ガイドライン」「ツリーカバー」「ラチェットカバー」の4つがセットになっているので、個別に用意する必要がありません。
メインラインにラチェットが付属しているので、届いたらその日からスラックラインを始めることができます。
*初心者の方はガイドライン(手すり)がないと楽しめませんので、ガイドラインは必須です。
正しいスラックラインの設置方法
- 直径30cm程度の2本の木、もしくは筒状のポールを探します。
- 木にスラックラインを取り付ける場合は、樹木の保護のために「ツリーカバー」を必ず取り付けます。
- ツリーカバーを木に巻き付け、その上にメインラインを巻き付けます。
- 反対側も同じように設置します。
- メラチェットを使って、メインラインが「ピンッ」と張るように調節します。
- ラチェットは金属製で接触すると危険なので、ラチェットカバーで金属を隠します。
- 小さな子供や初心者の方は、ガイドラインを設置します。
スラックラインを設置する木と木の間隔は5~15mまでです。
初心者の方はメインラインの上を歩くことが難しいため、最初は木と木の間隔が5mから始めましょう。
スラックラインを設置する時の注意点
必要な物を用意し、スラックラインを無事設置できたらすぐに遊びたくなりますが、スラックラインを楽しむためには注意点が4つあります。
ここでは、楽しくスラックラインで遊ぶために、4つの注意点を紹介いたします。
スラックラインが使用できるか確認する
日本では、一軒家でもなかなか広い庭を所有しているご家庭が少ないことでしょう。 この場合、公園など公共施設でスラックラインを設置することになります。
公園など公共施設では、樹木の保護からスラックラインを始め、木に紐を縛る遊具やテントなどの設営を禁止している場合があります。
事前に管理事務所などに、スラックラインが設置できるか確認しましょう。
高さ50cm以上に設置しない
落下した時の安全のために、50cm以上高い場所での取り付けはやめましょう。
遊びを中断する際はラインを取り外す
スラックラインで遊んでいて、休憩やトイレ・食事などで中断することがありますよね。
この場合、再び設置するのが面倒でそのままにしてしまいがちですが、子供が一人でスラックラインで遊んだ際に転落してしまったり、パーカーのフードや紐などが引っ掛かって窒息してしまう恐れがあるため、遊びを中断した際は、必ずスラックラインを取り外すようにしましょう。
地面に物がないか確認する
スラックラインが上達するまでは、何度もメインラインから転落することが考えられます。
転落した際に、地面に椅子や机・オモチャ・大きな石など、怪我に繋がる物が放置されていると大変危険ですので、スラックラインを設置したら、地面に物が落ちていないか確認しましょう。
また、初心者の方や小さな子供がスラックラインで遊ぶ際は、必要に応じて大人の方が隣でサポートしてください。
まとめ
スラックラインは直径30cm程度の2本の木や、筒状のポールに巻き付けて設置します。 公園など公共施設でスラックラインを設置する場合は、樹木の保護の観点から設置できない場合があるので、事前に管理事務所に確認をとるようにしましょう。
また、ご紹介したスラックラインの4つの注意点を守り、楽しく安全にスラックラインで遊ぶようにしましょう。