スラックラインの遊び方と一人で立てる&歩けるための5つのコツ
スラックラインを楽しむために、まずは立ちましょう!
スラックラインは2本の木や筒状のポールがあれば簡単に設置できるので、手軽にアグレッシブなスポーツを楽しむことができます。
しかし、スラックラインを一人で楽しむためには“コツ”を掴む必要があります。
これからスラックラインを始める方や、なかなか上達しないと悩んでいる方に向けて、今回はスラックラインの遊び方やコツをご紹介いたします。
スラックインを楽しめる3つのシーン
子供たちが遊ぶ公園ですら多く遊具を置かなくなった現代において、屋外でぴょんぴょんと飛び跳ねる機会が減りつつあります。
子供も大人も、身体を大きく動かして遊べる機会が減りつつあるからこそ、スラックラインはおすすめです。
では、スラックラインはどのようなシーンで楽しめるのでしょうか。
BBQやアウトドアで
友人や家族・職場関係者が集まるBBQやアウトドアでは、美味しい料理と飲み物と共に会話を楽しむことで、お互いの親睦を深めることができます。
しかし、内気な人はそれだけではなかなか話し出すことが難しい他、親睦会の回数が多くなれば「マンネリ化」してしまいます。
そこで、テントやコンロと同じようにスラックラインを準備すれば、年齢や性別を問わず、身体を大きく動かしながら大人も子供も楽しむことができます。
家族で過ごすひとときに
家族で色んな所にでかけて楽しく過ごすことは多くても、家族皆で身体を動かして遊びを共有する機会は少ないのではないでしょうか。
スラックラインは、幼児から大人まで幅広い年代で楽しむことができる安全性が高いスポーツなので、家族で過ごすひとときにおすすめです。
小さな子供や初心者の方は、メインラインの上に立つことや歩くことが難しいため、ガイドライン(手すり)を設置して、歩いたり飛び跳ねたりして遊ぶことができます。
帰省するお孫さんと楽しむために購入されたお客様から「大成功だった!」と嬉しいご連絡もいただきました。
トレーニングやダイエットに
スラックラインは、片足がやっと乗る程度の横幅の紐の上で立ったり飛び跳ねたりするので、体幹やインナーマッスルをしっかり鍛えることができます。
そのため、トレーニングやダイエットにおすすめです。
スラックインの遊び方
- トリックライン・・・ジャンプや宙返りなどのトリック(技)を行う種目
- ロングライン・・・ラインの上をどれだけ長く歩けるか競う
- ロデオライン・・・ラインをゆるく張って乗る
- ハイライン・・・高い位置にラインを張って乗る
個人で楽しむなら、トリックラインやロングラインがおすすめです。
スラックラインのトリックには初級から上級まであり、その技を競うワールドカップが日本国内で毎年開催されています。
高く飛び跳ねて空中で回転するようなド派手なトリックから、ライン上で座ったり、飛び跳ねるといったシンプルなものまで様々です。
スラックラインの上で歩けるようになる5つのコツ
ラインの上を歩くためには、勢いではなくバランスが重要になります。
ここでは、スラックラインの上で歩けるようになるための5つのコツをご紹介いたします。
平地で片足立ち
スラックラインは片足がやっと乗る程度の横幅しかないので、基本姿勢は片足立ちの状態になります。
そのため、平地で片足立ちの姿勢を3分は楽々キープできなければ、ラインに乗ることはできません。
一人でスラックラインを楽しむためには、まずは平地で上半身や腰を動かさずに片足立ちの姿勢をキープできるように練習しましょう。
メインラインを短く設置して練習する
弊社のスラックラインは5~15mまでの間隔で設置することができます。
設置するラインの長さが短ければ安定し、長ければ安定しにくくなるため、初心者の方は一番短い5mの間隔で設置して練習します。
肩の力を抜いて背筋を伸ばし目線は前を向く
不安定なラインの上では、不必要な力が入ってしまいますが、余計な力が入ってしまうとバランスが取れなくなってしまう原因になります。
片足立ちの基本姿勢を保つために、視線を真っすぐにして方の力を抜きます。 最初はそれでも立つことが難しいと思いますので、両手を軽く上に上げるとバランスが取りやすくなります。
足を真下に押し込むようにして立つ
スラックラインに少し慣れたら、ライン上で数秒間立つことができるようになると思います。
しかし、ライン上で足がガクガクしてしまい、前に進めない方が多いでしょう。
この場合は、足を地面に向かって押し込む意識を持つことです。
先ご紹介した姿勢と組み合わせて、地面に向かって押し込むように意識して進むことで、足がガクガクしなくなります。
3秒ごとに片足立ちを交互に繰り返して進む
ライン上で立つこと、歩くことができるようになってきたら、片足立ちを3秒ごとに繰り返して前に進むことを意識します。
時間をかけすぎるとバランスを保つことが難しくなり、歩くことができません。 3秒というペースはバランスを保ちやすい時間なので、1歩を3秒で進めるように練習してみましょう。
モチベーションを維持して遊びを楽しもう
スラックラインは、コツを掴むまで何度もライン上から落ちてしまうことが予想されます。
最初は、地面にマットや使い古した布団・クッションを敷いておくと安心ですが、それでも転落は怖いものです。
無理をせずに、自分が楽しめる間隔でスラックラインを設置するようにすることが大切です。
また、スラックラインの練習は、単調な動作を何度も繰り返す地味なものなので、モチベーションが下がってしまう方が多いでしょう。
モチベーションを維持するためには、ライン上に片足立ちできた時や、歩けた時に、続けて30分は練習することです。
この30分というのは、人間が集中できる時間と言われており、コツを効率的に掴みやすい時間と言えます。
また、無理して続けるのではなく、適度に休んで心に余裕のある状態でスラックラインという遊びを楽しむようにしましょう。
まとめ
- スラックラインは友人や知人とのBBQや、家族でのひとときなど、幅広いシーンで楽しむことができます。
- スラックラインを一人で楽しむまでには、ライン以上で片足立ちの姿勢ができるようになる必要があるため、ご紹介した基本姿勢をキープする方法を参考に練習してみましょう。
- 3秒ごとに足を交互に繰り出して前に進めるようになったら、ラインの上で座ったり、飛び跳ねたりしてトリックを楽しみましょう。