Tiki-Taka?

Tiki-Takaとは、スペインのサッカーで、小気味よく「ポン・ポン・ポン」とパスを回す様子、スタイルを「ティキ・タカ」「ティキ・タカ」と擬音化したものです。
Tiki-Takaスタイルの起源は1974年の西ドイツ・ワールドカップ。世界を驚かせた、オランダのトータルフットボールです。以来、アヤックス経由バルセロナで、スタイルの進化を遂げてきました。
2011-12シーズンのジョゼップ・グアルディオラ監督の下でのバルサのプレースタイルが、現在のところの究極のTiki-Takaスタイルといえるでしょう。
身近な例で言えば、2013年のUAE U-17ワールドカップの日本です。
吉武監督に率いられたチームは、あっと驚くようなTiki-Takaスタイルを見せてくれました。
もちろん、このスタイルはさらに進化するでしょう。それを実現するのは、新しいバルサかもしれませんし、グラウディオラのバイエルンかもしれません。
バルサの時代が終わっても、変わらないスタイルへのこだわり
一時的な流行、あるい表面的な結果(「勝った」「負けた」)に左右されず、このスタイルにこだわるために、あえて「バルサの時代は終わった」と言われる2013-14シーズン終了後にこのサイトをスタートします。
「サッカーに正解はない」とよく言われるように、Tiki-Takaスタイルが「絶対」だとは思いません。
ただ、いろいろなスタイルがあるなかで、このスタイルのサッカーが好きで、このスタイルのサッカーをするにはどのような練習をすればよいかを考え、実践します。
実践した結果、私たちが「効果がある」「面白い」と感じるトレーニングを詳しく紹介します。
ここでの「私たち」とは複数の指導者のことですが、匿名のままとさせていただきます。
Fungoal.comがTiki-Taka Styleの事務局を担当し、練習メニューの作図や当ブログへの投稿などを行います。
単にメニューを紹介するだけでなく、具体的なトレーニングの「オーガナイズ」にも言及します。トレーニングの「オーガナイズ」とは、効率的に、たくさんの選手が、たくさんボールに触れる方法。待ち時間を短くするちょっとした工夫。トレーニングの雰囲気をよくする方法など等です。
お楽しみいただければ幸いです。