リスペクトとフェアプレー|この言葉を世界に広めよう!
スポーツの持つ力
東日本大震災直後の、被災地を想像してみてください。
あるいは熊本地震、九州北部の豪雨の直後の被災地を。
スポーツなんてやってる場合ではないですよね。
必要なものを順番に並べたら、スポーツはずっ〜〜と後ろの方にくるはずです。
いや、必要なものでは全くないかもしれません。
それでも、全てが流されたマイナスの状態からでも、部活やクラブチームの活動が再開されていく様子を知ると、スポーツが、娯楽を超えた存在であると思わずにはいられません。
なければ生きていけないわけじゃない。でも・・・
スポーツで多くのことを経験し、学びます。
大人も子供も、人間として成長するために、スポーツはとても大切なもだと思うのです。
「リスペクト」する価値のある存在なのです。
〜リスペクトとフェアプレー この言葉を世界に広めよう!
イングランド発と言われるリスペクト・プロジェクト。
UEFA(欧州サッカー連盟)ではことあるごとにリスペクトの精神の必要性を強調してます。ヨーロッパの場合、人種差別撲滅の意味合いが強いプロジェクトです。
RESPECT〜直訳すれば、「敬意を表する」「配慮する」となりますが、日本サッカー協会でも2008年からプロジェクトを推進。「大切に思うこと」というすばらしい意訳とともにその精神を積極的に広めています。
「リスペクト」がピンとこなければ、「感謝する」でもいいでしょう。
チームメート、対戦相手、審判、先輩後輩、マネージャー、家族などなど、自分と関わりのある人々に対してリスペクトしましょう。
- 激しいプレーでボールを奪い合う相手でも、侮辱してはいけない
- 故意に不当な判定をしない限り、審判にクレームをつけてはいけない
- (出たくても)試合に出られないチームメートの分まで走らなければいけない
- 自分一人ではスポーツを続けられない、と知らなければいけない
- 「観客」はいなくても、見ている人は必ずいる。常に全力を尽くさなければいけない
試合は戦いです。それでもフェアプレーの精神がなければ、勝った後でも後味の悪い思いが残るでしょう。何のために戦っているのか、分からなくなってしまうでしょう。
「リスペクト」と「フェアプレー」。考えれば考えるほど、奥の深い言葉です。
「罰走」とか「体罰」とか、この言葉が広がった分だけ、減るでしょう。
RESPECT & FairPlay
この言葉を世界に広めましょう!