ワンタッチテントの天幕が雨漏りする場合の対処法
ワンタッチテントの天幕が雨漏りしてしまう場合の対処法をまとめました。
参考になれば幸いです。
テント天幕の雨漏りの原因
雨漏りの原因は次の3つです。
1.破れ、キズによる雨漏り
2.縫い目からの雨漏り
3.経年劣化による雨漏り
破れ、キズによる雨漏り
テント補修剤を使って、破れた箇所を塞ぐことができます。
簡易テント・ワンタッチテントの天幕が破れた場合
シームグリップというテントの補修剤がおすすめです。
直径2,3cmくらいの穴でしたら、問題なく塞ぐことができます。
パイプテントの天幕が破れた場合
パイプテントの天幕は塩ビ系の物が多いので、塩ビシート、ターポリン対応の接着剤をおすすめします。
簡易テント、パイプテントどちらの場合も、穴を塞ぐための天幕生地が必要になります。
購入店で用意できない場合、天幕の端っこ(軒下にくる部分)を切って使われるといいでしょう。
縫い目からの雨漏り
簡易テント・ワンタッチテントの場合
簡易テントの場合、内側に「シームレステープ」を圧着してあります。
テントを使用するうちにそのシームレステープが剥がれてしまい、そこから雨漏りすることがあります。
その場合は、シームレステープを購入し、アイロンで圧着していただくと、雨漏りを防げます。
パイプテントの場合
パイプテントの天幕は、通常、縫い目がないよう、熱で接着加工してあります。そのため、縫い目はないのですが、接着部分から雨漏りしてしまう場合は、簡易テント同様に天幕内側からシームレステープを圧着してみてください。
3.経年劣化による雨漏り
パイプテントの場合、経年劣化による雨漏りはないと思われます。
簡易テントの場合、残念ながら、購入から数年たち、使用頻度が高い天幕は劣化してしまいます。
簡易テントの常設はおすすめできませんが、常設した場合、おそらく1年くらいで天幕は劣化します。天幕の色が落ち、防水性も失われます。
天幕全体の裏側(テント内側)に水が入ってくるようなら、対処方法はありません・・
フレームがまだ使えるようなら天幕のみ張り変えてお使いください。