体幹トレーニングで痩せる(ダイエット)は勘違い?でも引き締め効果有
体幹トレーニングとダイエット。近そうで遠い関係
体幹トレーニングとダイエットの関係は遠い
ダイエット目的の体幹トレーニングは、非常に遠回りです。
テレビ番組(金スマ)で「体幹リセットダイエット」によって「〇カ月で□キロ痩せた」と紹介されていました。誇大表現ではないでしょうが、体幹トレーニング直接の原因かどうかは、疑問です。
もともと、体幹トレーニングあるいは筋トレはエネルギーの消費が少ないトレーニングです。そして、体幹にある筋肉は大きくするのが難しい筋肉。つまり、体幹トレーニングで消費エネルギーを増大するのは難しく、痩せるためには有酸素運動が不可欠です。
しかし、体幹トレーニングにダイエット効果がないわけではありません。以下で説明するように、遠回りですが、効果はあります。
体幹トレーニングによって、体の安定性が高まり、日常の動作も運動の動作もラクになります。
ラクになると、ジョギングなどの有酸素運動の量が増え、その結果ダイエットにつながる。 というのが、体幹とダイエットの関係です。
運動後過剰酸素消費量で体幹トレーニングで体脂肪を燃焼させる方法
体幹トレーニングにこだわるなら、負荷の高いトレーニングをサーキット形式で体脂肪を燃焼させる方法もあります。
専門的には「運動後過剰酸素消費量」を活用します。通称EPOC(エポック)。
運動中は筋肉に酸素を供給します。
しかし強度の高いトレーニングでは、必要な量の酸素を筋肉に供給できず、酸素が不足します。そのため、運動終了後の約10時間、酸素の不足分を補うために、筋肉の酸素消費量が普段より増えるというメカニズムを活用します。
酸素消費量とエネルギー消費量はほぼ同じ。運動後の酸素消費量が増えれば、運動後もエネルギー消費が続いていることになります。
具体的には、体の動きが伴うハードなメニューを、休憩せずに(例えば)5種目3セットこなしてみましょう
減量は難しいけれど、引き締めには有効
体幹トレーニングが女性にも人気の理由は「ぽっこりお腹を引っ込める」効果があるからです。体重を落とすこより、お腹周りを引き締める効果を狙って体幹を鍛えましょう。
まずはドローインから
お腹を凹ます体幹といえば、ドローイン。体幹トレーニングの基本中の基本。でも感覚をしっかりつかまなければ効果ありません。ただし、最初に正しいやり方をしっかりマスターしてください。
>>>ドローインの正しいやり方と効果
2週間で締りを実感。プランクに30日間チャレンジしてみよう
プランクの姿勢を保ちます。最初は20秒から始めて徐々に時間を伸ばしていきます。
2週間くらでお腹周りは十分引き締まっているのを実感できるはず。
>>>30日間プランクチャレンジの成功で人生が変わる
体幹トレーニングに万能、ボディバランスボード
体幹トレーニングにメリハリを付けたい場合は、ボディバランスドームがおすすめです。スクワットで下半身を鍛えると同時に、お腹周りのインナーマッスルを鍛えて引き締め効果を狙います。