肩甲骨のストレッチは1日2分、軽く肩を動かすだけ

こんにちは。整体師の大山奏と申します。

肩こり解消・予防を目的とした肩甲骨ストレッチャーを紹介させていただきます。

あなたの肩甲骨周り、固まっていませんか？　

PCやスマートフォンなどを観る時間が増えている現代社会。肩こりや首のこりが慢性化している人も多いと思います。

中には肩こりや首のこりから起こる頭痛や吐き気に悩まされている人もいるのではないでしょうか。

そこで肩こり予防としてオススメしたいのが「肩甲骨のストレッチ」です。

肩甲骨ストレッチャーをドアに引っ掛けて左右のグリップを交互に引っ張るだけ。こんな感じの簡単な運動で、肩こりがグッと楽になりますよ。

肩甲骨ストレッチャーの使い方

使い方はとっても簡単です。家にあるドアやクローゼットなど、自分の背より高いところに「肩甲骨ストレッチャー」の端を挟むだけで、準備は完了。

引っ張って紐を「伸ばす」運動ではありませんので、力は必要ありません。滑車の働きで、片方の手を下げると、自然に反対の手が上がります。

肩こりの原因のひとつは、肩甲骨周りの大きな筋肉（僧帽筋）や、人の身体の中でいちばん大きな筋肉（広背筋）が固まることで引き起こされます。

肩だけでなく肩甲骨を大きく動かすことが肩こり予防にはとても重要な役割を果たすのです。

肩甲骨ストレッチャーは1日2分でOK

では椅子に座り（立ったままでもできます）、左右のグリップを交互に上げ下げして、普段動かすことの少ない肩甲骨を動かしてみましょう。

肩甲骨ストレッチの効果は、1日たったの2分で実感できると思います。ポイントは、肩甲骨を動かす意識をもつことです。ただ腕を上げ下げしているだけでは、効果が薄れてしまいますので注意しましょう。

深い呼吸を続けながら、ゆっくりとだんだん大きく肩を動かしていきます。途中までしか腕が上がらない場合は無理をせず、息を吐きながら少しずつ動かしてみてください。

動かし方はさまざまですが、基本としては、腕を真上に上げる運動と腕を大きく回転させる運動が行えます。

自分の背の高さや肩こりの症状によって、紐の長さを変えてもいいかもしれません。また、座る位置（ドアからの距離）を変えて、自分に合った、最も効きそうな姿勢を取ってください。

肩甲骨ストレッチャーは、付け外しが簡単にでき、場所もとりません。仕事中のちょっとした休憩時間、毎日お風呂上りの身体が暖まっている時など、わずかな時間で、辛い肩こりを予防してみてはいかがでしょう。

*肩甲骨ストレッチャーは「引き戸」では使用できません。

姿勢を正すだけで集中力がアップ！

背筋まっすぐ姿勢をサポートするZenフォーム。子供の勉強や猫背改善。ビジネスマンの瞑想まで。テレビを見ながらでも効果あり。